-60℃じゃないとダメ!!

その1 通常冷凍では「味、触感の劣化」 「凍結焼け」 「油焼け」「色の劣化」が起きてしまう。

・凍結に時間がかかる→細胞内の水分が膨張し、細胞を破壊
従来の冷凍技術(-15℃~-20℃程度)では、表面(外側)組織の水分から凍結が始まり、氷結による膨張を伴うことで多くの細胞組織が破壊されてしまいます。

さらに破壊された氷が結合します。また脂分は水分よりもゆるやかに凍結するため、組織内で水分と脂分が分離してしまい、本来のバランスすなわち本来の味覚や食感を損ないます。また、一般的な冷蔵・冷凍庫では実は完全に凍結していません。

脂肪分や塩分が含まれる食品は完全凍結温度が低いため、通常の冷凍庫では完全凍結ができません。すなわち、冷凍庫内では酸化や酵素、微生物の活動による物質の変性が起き、これが「凍結焼け」 「油焼け」「色の劣化」を引き起こします。

-60℃液体究極冷凍では?

・フードタイムマシンでは、水分と脂肪分をほぼ同じ速度で凍結することが可能です。
細胞破壊が起きる前に凍結するため、凍結前の味覚・食感・香りを高いレベルで保持します。

また、保管時においてもDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)の融点がそれぞれDHAは-44℃、そしてEPAは何と-54℃の融点なので、-60℃では青魚でさえも完全凍結、すなわち酸化や細胞内酵素、微生物の働きが完全に止まり、劣化が生じない状態で長期保管が出来るのです。

その2 通常冷凍では腐る。

・一般的な冷凍庫では-18℃~-20℃、業務用でも-35℃といった温度帯で冷却しますが、前述にもある通り細胞内酵素や微生物の活動を止めることは出来ず、緩やかながら酸化を含む物質の変性は起きてしまい、劣化は避けられません。。劣化を防ぐには完全凍結しかありません。

-60℃液体究極冷凍では?

・フードタイムマシンは-60℃の不凍液により、細胞破壊をすることなく、超急速完全凍結します。そのため細胞内酵素や微生物は活動できず、乾燥酸化などの化学反応が起きないため劣化がほとんどありません。そして-60℃という超低温保存によって、DHAやEPAを豊富に含む青身魚も半永久に保存が可能です。旬に獲れた脂の乗った海の幸を年間通じて提供できるのです

その3 通常冷凍は解凍に時間がかかる。

・通常の冷凍において最大氷結晶生成帯を通過する際、細胞内の水分が膨張し、細胞壁を破壊します。さらにその氷同士が結合することで氷の芯ができ、更なる細胞破壊を引き起こし、この現象がのちにドリップを引き起こします。更に、結合した氷が解けるのには一定の時間がかかります。ポイントは最大氷結晶生成帯を通過する時間の長さです。

-60℃液体究極冷凍では?

・フードタイムマシンでは、最大氷結晶生成帯業界最速レベルで通過します。細胞内の水分(細胞液)が膨張する時間を与えず、超急速で通過するため細胞破壊が起きず、それぞれの細胞内で凍るため氷同士の結合も起きません。凝固速度≒融解速度の関係で、解凍時間も通常冷凍に比べ早く、その現象を利用した飲食店も存在します。